最強の格安SIM戦略

月収20万円の20代が考える最強の格安SIM戦略を紹介

最強の格安SIM戦略

こんにちは。

私は一般企業で働く月給20万円の20代サラリーマンです。今までに大手3社、格安SIM3社を渡り歩いてきた経験から、最適な格安SIMを常に調べています。

 

私のキャリア遍歴

初めてのケータイはガラケー世代で、中学生の時に大手キャリアであるsoftbankで初めてのケータイを両親に買ってもらいました。その後通信環境が悪いことで両親がdocomoに乗り換えたためdocomoに。大学に入り、名義を父親から自分のものに変えることになり、当時iPhone0円キャンペーンをやっていたauに乗り換え。これで大手3社をコンプリートしました。

 

社会人になり、格安SIMの存在を知ります。当時月1万円以上支払っており、au系列のMNOであるUQ mobileに乗り換えた途端に2,000円になってしまったので、「今まで違約金とか気にしていたの何だったの!?」と思ったことを覚えています。

その後、当時基本料金0円の激ヤバ料金を発表した楽天モバイルに乗り換え。通信速度がは激遅でしたが0円だから許容していたのに、0円キャンペーンが終了してしまったため、現在のmineoに乗り換え。さらにmineoを通話ができないシングルタイプに変更し、povo2.0を通話用SIMとして現在のdual SIM運用を開始しました。

 

現在の通信費

私の現在の通信費はmineo:1,265円+povo:通話かけ放題550円=1,765円です。

かなり安いですが、まだまだ改善の余地がありそうですね。

 

 

ここからは、格安SIMのおすすめ、選び方について解説していきます。

まず、他の人たちはどれくらいの電話料金を支払っているのでしょうか。厚労省から発表されたデータを紹介します。

携帯電話料金

いかがでしょうか。0円という人やわからないという人を除くと、私のような2,000円以下の支払いは21.6%と、5人に1人の優秀な通信料といえるでしょう。

私の格安SIM戦略はdual SIM運用で一般的な人と比べるとやや難解な方法ですが、多くの格安SIMは20GBクラスでも3,000円くらいであることが多いので、全体の34%が4,000円以上を払っているというのは驚きです。どこでもいいから格安SIMを使えばいいのに…と思います。

 

続いて実際に何GBくらい使っているのかです。

使用量

これは厚労省が発表しているデータです。加入する料金プランでは月20GB以上の大容量プランを42.8%もの人が選択しています。しかし当然なのか、驚きなのか、実際に月に20GBを使用している11.3%しかいません。また、全体の半分は月2GB未満しか使用していません。

大手キャリアの場合は契約時にショップ店員と相談して通信プランを設定すると思います。ショップ店員も決して必要以上に高いプランを進めてきたりはしないですが、「動画は→見る」、「SNSは→よく使う」というような選択をしていくと、必然的に「足りなくなると困るから多めにしておこう」と多めの通信量の契約にしてしまいがちです。最近は会社や自宅にはWiFiを設置していることが多いので、よほど屋外で使用しないことには実際の通信量は少なくなります。また一度契約してしまうと、通信量が足りなくなって通信速度制限がおきればキャリアの見直しを考えますが、通信量が余る状態の場合はわざわざ見直そうとは思いません。その結果、実際には月に2GBしか使っていないにも関わらず20GBのプランで月10,000円払い続けてしまう・・・なんてことも。

 

こうならないために、格安SIMへの乗り換えを強くおすすめします。

 

MNOとMVNO

一般的に「格安SIM」と呼ばれる中には、MNOとMVNOの2つがあります。

まずMNOとは、自社で通信設備を持つ通信事業者です。具体的にはaudocomosoftbank楽天モバイルの4社です。

MVNOは自社で通信設備を持たない通信事業者で、MNOの設備を一部「借りて」通信サービスを提供しています。上記の4社以外の会社が全てMVNOか、というと、実はそうではありません。

MNOには、それぞれの通信会社が提供しているサブブランドが存在し、それも一般的には「格安SIM」に含まれます。

具体的にはdocomo:ahamo、auUQ mobile、povo2.0、softbank:Y mobile、LINEMOです。

MNOとMVNOの違いは通信速度と料金です。大手4社から通信整備を「間借り」しているMVNOは、特に昼休みや夕方の19-21時ごろの混雑時間は通信速度が制限されます。キャリアによっては使用に耐えないレベルの遅さになることもあります。ahamoなどのMNOは、大手キャリアの店舗サービスなどを削ぎ落としたもので、通信速度は大手キャリアと遜色ありません。「格安SIMは通信速度が遅くてストレスになりそう」と思っている人も多いかもしれませんが、このMNOの格安SIMであれば通信速度は変わらず料金を抑えることができます。頻繁にドコモショップを利用するようなことがなければ、全員とりあえず乗り換えてOKです。

MNOは高くて早い、MVNOは安くて遅い、という認識でいいと思います。

 

 

それぞれのキャリアの特徴まとめ

全てのキャリアの特徴と料金をまとめていきます。

MNO

 

ahamo:docomo回線

docomoのサブブランド。100GBという大容量プラン付き。そんなに安くなくてもいいけど大手キャリアのクオリティを維持したい人でもみんなahamoでOK。それでも大手キャリアよりは安いです。

  • 20GB:月2970円
  • 100GB:月4950円

速度◎

 

UQ mobileau回線

auのサブブランドMNOで、高いけどいい格安SIM。自宅セット割だと激安になります。

  • 3GB:月1628円(自宅セット割で990円)
  • 25GB:月3828円(自宅セット割で2970円)

速度:◎

通信量消費なしの低速モードあり(0.3~1Mbps)

 

povo2.0:au回線

”トッピング”という契約を都度追加していくという特殊な形態です。自分好みの使い方をしたい人に。基本料金は0円です。料金は一例を出します。

  • 3GB(30日間):990円
  • 60GB(90日間):6490円(月20GBで2163円換算)

データ使い放題(24時間):330円

速度◎

 

Y mobile:softbank回線

softbank回線で通信速度は安心。昔は田舎は通信速度が激遅だったりしましたがだいぶ改善。2回線以降では安くなります。家族での使用におすすめ。

  • 3GB:2178円(2回線目以降990円)
  • 25GB:4158円(2回線目以降2970円)

速度:◎

 

LINEMO:softbank回線

LINEアプリがデータ消費なしという特殊なプラン。

  • 3GB:月990円
  • 20GB:月2728円

速度:◎

 

楽天モバイル

楽天Linkという専用アプリを介することで24時間通話かけ放題。

  • 3GB以下:月1078円
  • 無制限:3278円

速度:○

 

MVNO

MVNOは大手キャリアの通信整備を「間借り」していますが、会社によってどこのキャリアの整備を借りているかは異なります。複数のキャリアから借りているところもあり、「auベースのMVNO」どいう理解をしてください。

 

OCNモバイルONE:docomo回線

格安スマホ不定期で割引されてます。

  • 3GB:月990円
  • 10GB:月1760円

速度:◯

 

日本通信SIM:ドコモ回線

3GB前後の低容量プランなら最安値だと思います。品質はまあそれない。

  • 3GB:月730円
  • 20GB:月2178円

 

LIBMO:docomo回線

  • 3GB:月980円
  • 20GB:月1991円

速度△

 

IIJmiodocomo/au回線

データ専用のeSIMもあります

  • 4GB:月990円
  • 20GB:月2000円

速度△

 

イオンモバイル:docomo/au回線

イオンの店舗でいつもキャンペーンやってるやつです。

  • 3GB:月1078円
  • 1GB刻みで選べます

速度:△

 

JCOMモバイル:au回線

  • 5GB:月1628円
  • 20GB:月2728円

 

mineo:docomo/au/softbank回線

月385円でデータ消費なしの1.5Mbpsの使い放題がオプションでつけられます。

  • 5GB:月1518円
  • 20GB:月2178円

 

neuroモバイル:docomo/au/softbank回線

あんまり特徴がないですが安いです。通信速度は高容量の方が早い。

  • 3GB:月792円
  • 20GB:2099円

速度△〜◎

 

 

いかがでしたでしょうか。自分に一番あった格安SIMを選んで見てください。